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香川県琴平(ことひら)町金刀比羅宮

香川県琴平(ことひら)町金刀比羅宮

桜の見頃:3月下旬〜4月上旬

33年に一度の大遷座祭を終えた讃岐(さぬき)の金刀比羅宮(ことひらぐう)。ここは、全国に約700社ある金比羅(こんぴら)神社の総本宮(そうほんぐう)だ。保元(ほうげん)の乱(1156)の後、讃岐に流され金刀比羅宮に参籠(さんろう)した崇徳(すとく)天皇も、大物主神(おおものぬしのかみ)とともに祭神として祀(まつ)られる。

4月に入ると、約3000本の桜が境内の至るところで咲き誇る。中でも大門をくぐった前方の桜馬場で(さくらのばば)は、左右の玉垣(たまがき)に植えられた桜が石畳の道を包む。満開の桜のトンネルには花の香りも漂い、ひととき浮世を忘れさせてくれる。

桜馬場脇には『墨堤桜花(ぽくていおうか)』『桜花図』など明治初期の洋画家・商橋由一(ゆいち)の作品を収めた高橋由一館がある。円山応挙(まるやまおうきょ)の襖絵(ふすまえ)で知られるこの先の表書院(おもてしょいん)とともに、賑(にぎ)やかな参道とは別世界の静寂の中で、名品の数々を鑑賞できる。

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