上旬 北海道札幌市、大通公園・すすきの・真駒内ほか。二月の第一週と第二週の間の一週間。北海道の冬の祭典を代表する氷雪まつり。「国際雪像コンテスト」が行われ、規模も年々大掛かりとなっている。話題になっているものや、新しい着想による雪の芸術など大野外美術展である。 拡大地図を表示 ・北海道各地の雪と氷の祭典 函館、大沼雪と氷の祭典…大沼国定公園広場。二月上旬。雪像、氷像の製作展示のほか、各種のアトラグションがある。 ・旭川冬まつり…旭川市。二月上旬。買物公園、石狩川河川敷を中心に氷雪像展示、花火、馬橇、スノーモービルなど種々の催しが行われる。 .....
九日 庚申(「こうしん」とも読む)は、干支(えと)[*[1]]の組み合わせの一つ。初といっても庚申は二月にならないと出てこない。その年最初の庚申の目乏初庚申といい、その前夜を宵庚申という。六十年に一回しか巡ってこない申年の初庚申では、盛大に庚申講が行われる。庚申は、中国の道教信仰が日本の猿田彦命の祭りと習合したのち、仏法守護の帝釈天に吸収されたものとされる。庚申講では、庚申の夜は寝てはいけないとされ、徹夜で酒を飲む習わしがある。柴又帝釈天[*[2]]の庚申講が有名。 *[1]干支(えと) 十干十二支(じゅっかんじゅうにし)の略語。十二支で年や日を数えると十二で一巡してしまうので、さらに十干と組 .....
九日 午(うま)は十二支[*[1]]の一つ。 二月最初の午の日に各地の稲荷神社で稲荷神を祀る行事が行われる。稲荷詣ともいう。初午には「正一位稲荷大明神」と書いた赤い幅(のぼり)を立て、赤飯や油揚、団子などを供えて参詣する。稲荷信仰の総本社である京都の伏見稲荷大社をはじめ、東京都の王子稲荷、愛知県の豊川稲荷、佐賀県の祐徳稲荷、茨城県の笠間稲荷、岡山県の最上稲荷などが参詣人で賑わう。 *[1]十二支{じゅうにし) 十二支とは、子(ね/シ〕・丑(うし/チュウ)・寅(とら/イン)・卯(う/ボウ)・辰(たつ/シン)・巳(み/シ)・午(うま/ゴ〕・未(ひつじ/ビ)・申(さる/シン)・酉(とり/ユウ)・戌( .....
八日 「事始め」は農作業を開始する日。この日には、大根・ごぼう・いも・にんじん・豆腐・こんにゃくなどを入れた「お事汁」を食べる習わしがある。「事」は、もともとは神事・祭事を表す言葉で、二月八日と十二月八日の両日を、事の日・事八日・八日節旬などという。二月八日を「事始め」、十二月八日を「事納め」とするところが多い。この日には、妖怪[*[1]]が来るとして仕事を休み、目ザルを庭に掲げて厄払いをするとされる。 *[1]妖怪(ようかい) 地方によって、一つ目小僧、大眼(だいまなこ)、ミカリ婆さんなどの妖怪が来るとされる。目ザルを掲げるのは、無数の目があるのを見て、妖怪がびっくりして逃げるから。妖怪は、 .....
七日 第二次世界大戦でロシアに占領された北方領土は、国後・択捉・歯舞・色丹の四島。 この四島の返還運動推進を目的に、一九八一年(昭和五十六年)に閣議決定された。 一八五五年(安政二年)二月七日に、択捉以南は日本の領土と認めて締結された日露通商条約にちなんでいる。 拡大地図を表示 .....
六日 豊臣秀吉の切支丹弾圧により、一五九七年(慶長二年)のこの日、キリシタン二十六人が、十字架にかけられて殉教した。 その後、一八六二年(文久二年)にローマ法皇ピウス九世によって、全員が聖人に列せられた。 なお、二〇〇一年(平成十三年)に没したマザーテレサは、異例の早さで二〇〇三年(平成十五年)に聖人に列せられている。 拡大地図を表示 .....
六日 奈良県桜井市、大神神社。 六日。田遊び[*[1]]の神事。拝殿で、古式にのっとり、田作男が田馴し・畔作り・水口作りの仕草を行い、次いで早乙女が苗取り.田植えの仕草をして、五穀豊穣を祈る。 *[1]田遊び〔たあそび) 稲作の手順を演じることによって、稲の実りを予め神に約束させる神事芸能。 「田遊び」の名称は、地方によってさまざまに呼ばれ、お田植え・御田(おんだ)・田打ち・田祭り・田作り・鍬祭り・ナリハイなどがある。 拡大地図を表示 .....
六日 和歌山県新宮市、神倉神社。 六日。熊野の代表的な夜祭り。神倉神社は地上六十メートルの高い岩壁の上に立つ社で、巨大な岩を御神体とする。巨石信仰と熊野修験道が結びついた火迎えの儀式。当日は女人禁制。 拡大地図を表示 .....
四日 二十四節気の第一番目。暦の上ではこの日から春。新暦の二月四日ころにあたり、前日が節分である。 旧暦が廃止された今日でも、いろいろな行事の起点となっていて、立春を元日として祝う所もある。 立春のころから春分、さらに夏至に至るまで、日はだんだん長くなる。 .....
三日 雑節の一つ。節分というのは、季節の分かれ目の意味で、季の区切りをさした。つまり、一年を四季に分けると、節分は、立春・立夏・立秋・立冬の各前日の年四回あるはずであるが、節分というと、立春の前日だけをさすようになった。 各寺社の行事の中でも、節分は、「追灘」[*[1]]、「豆まき」として親しまれている行事の一つとなっている。豆まきは「豆打ち」ともいい、各家庭でも、大声で『福は内、鬼は外』と唱えながら豆をまく。自分の年齢と同じか、一つ多い数のいり豆を食べる。 *[1]追灘(ついな) 中国の古い儀礼で、悪霊や疫鬼、災難を追い払う行事。日本でもこれが取り入れられ、鬼追いの式は寺院の修正会・修二会の .....