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工学院大学新宿高層キャンパスにおける地震防災訓練の実施

工学院大学新宿高層キャンパスにおける地震防災訓練の実施

工学院大学では、新宿高層キャンパスにおいて12月6日(木)首都圏直下地震を想定して、
緊急地震速報の活用や発災対応訓練などからなる地震防災訓練を実施いたします。

工学院大学(学長:三浦宏文)では、新宿高層キャンパスにおいて12月6日(木)の15時30分〜18時に首都圏直下地震を想定して、緊急地震速報の活用や発災対応訓練、避難訓練、安否確認訓練、災害対策本部の活動訓練、体験型防災訓練などからなる地震防災訓練を実施いたします。

内閣府・中央防災会議によると、近い将来、首都直下地震など首都圏で大規模な地震災害が発生する可能性が高いことが指摘されています。大規模地震が都市部で発生した場合,警察・消防など公的機関による救援や消火活動は期待できず、地震時にはまず各自が自らの安全を確保し,次に学内にいる学生と教職員がともに協力し,災害対策本部を立ち上げ、初期消火・怪我人の手当て・重傷者の搬送・閉じ込め者の救出などの応急対応,低層階への避難、学生・教職員の安否確認、外部からの流入者への対応などを行うことが必要となります。また、大規模災害の直後には交通機関の麻痺、延焼火災や治安の悪化などから、大多数の学生・教職員は帰宅困難となり、数日間は学内に滞在せざるを得ない状況になると考えられます。そのような被害を想定し、都心に高層校舎を持つ大学として実践的な防災訓練を実施いたします。

■日時:2007年12月6日15時30分〜18時
見学・取材の場合は、15時までに1階受付にお集まりください。15時30分以降はエレベータが停止するため、上層階での見学は不可能になります。取材の場合は所属の分かる腕章などを持参頂くようお願い致します。

■場所:工学院大学新宿キャンパス

■主な訓練内容(地震防災訓練):
(1)緊急地震速報・リアルタイム地震観測システムの活用訓練:15時30分から5分程度緊急地震速報を活用し、地震動が到達する直前にエレベータが最寄階へ自動停止します(エレベータ停止は約1時間続きます)。続いてリアルタイム地震観測システムによって新宿校舎の被害状況をモニタリングし、安全の確保やパニック防止を目的とした館内アナウンスを行います。この間、電灯は消え、非常灯が点灯します。なお本訓練における緊急地震速報は、独立行政法人 防災科学技術研究所より提供を頂いております。

(2)発災対応型防災訓練:15時35分から16時30分(高層階のみ実施)
14階以上の高層階の学生・教職員を対象として、地震直後の発災状況(火災・発煙・重傷者・閉じ込め発生など)を作り出し、教職員と学生との協働による応急対応訓練(初期消火・AED・応急手当・バール・ハンマー利用など)を実施します。対応した状況は各学科事務室(6箇所)で集約され、防災センターおよび災害対策本部に連絡される予定です(この間、約25分)。その後、重傷者の低層階への搬送、および学科単位にて中層階の指定された避難場所(5〜8階)への避難訓練を行い、安否確認やアンケート調査を実施します(16時半に終了)。

(3)講演型防災訓練:15時35分から16時30分(中層階のみ実施)
11階以下の中層教室階の学生・教職員を対象として、指定された避難場所(3〜6階)に避難し、地震への備えや対処法などを内容とする講演会を行います。その後、安否確認・アンケート調査を実施します(16時半に終了)。講演は菊地俊夫氏(東京都・総合防災部・防災管理課)、藤林文男氏(新宿区・区長室・危機管理課)、中川和之氏(時事通信社)を予定しています。

(4)体験型防災訓練:15時35分から18時(1階・広場、B1および4階にて実施)
1階アトリウムにてAED,応急救護,救助・救出,初期消火,仮設トイレ設置の訓練、パネル展示、1階広場にて消火器使用および起震車による地震動体験、地下一階にて炊き出し、4階廊下にて煙体験などの訓練を実施します。本訓練では東京消防庁・新宿消防署および日本赤十字社・東京都支部の協力を頂いています。

(5)災害対策本部訓練:15時35分から18時(2階JOB Stationで実施)
発災直後に本学学長・理事長をトップとする教職員による災害対策本部を2階JOB Stationに立ち上げます。災害対策本部での続々と入手される内外の災害情報をもとに、被災状況の把握、方針の決定、重傷者や火災・安否確認・帰宅困難者・流入者等への諸対応を行い、発災直後を想定した緊急対応訓練を実施します。

(6)その他の実験的訓練:15時30分から18時
上記訓練と平行して、下記の先端的な実験を実施します。
○アクティブタグ(電池内蔵型ICタグ)による在館・避難状況のリアルタイム把握実験:学生証にアクティブタグを利用し、学生の在館・避難状況を災対本部にてリアルタイムに把握する実験を行います。本実験は独立行政法人 情報通信研究機構との共同で実施します。

○Webカメラ・IP電話・FAXによる情報収集・伝達・共有実験:
本部,防災センター,警備室,高層階事務室,本学八王子校舎の間をWebカメラおよびIP電話・FAXで結び、互いの状況を伝達・共有する実験を行います。本実験は総務省消防庁消防大学校 消防研究センターとの共同で実施します。

○学生・教職員ボランティアによる周辺被害情報の収集実験:
帰宅困難者となる本学の学生・教職員をボランティアとして活用し、ICTを活用した新宿周辺での地域被害状況や病院・鉄道・ライフラインなどの情報を収集する実験を行います。本実験は独立行政法人 情報通信研究機構との共同で実施します。

○被災地外部からの広域的な実被害情報の提供と共有訓練:
被災外部(柏崎市)に情報共有サーバを設置し、NPO・情報ボランティアとの協働による新宿やその他の首都圏における広域な災害関連情報を集約・提供する実験を行います。本実験は大妻女子大学および星稜女子短期大学との共同で実施します。

■謝辞:
本訓練は、文部科学省・学術フロンティア事業・工学院大学地震防災・環境研究センター、科学研究費・基盤研究、国土交通省・建設技術研究開発費による補助金を頂いています。

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